3月10日に富士スピードウェイへ全日本学生フォーミュラ走行会の見学に行ってきました。
どうせなら見学じゃなくて参加したかったのですが、いかんせんうちの大学の学生フォーミュラはまだ産声を上げたばかりですので。というか、まだ図面すら仕上げてない始末。本当に来年の九月に間に合うのやら・・・、
ま ず、一番の収穫というか、いい経験になったのはマイスタークラブ会長の森久雄様と本田技術研究所の加藤様のありがたい話を直々に対面して聞くことができた ということです。俺もあんな技術屋になりたいものだと思いました。でも、僕らが今年の9月に出るという無謀な夢を分かりやすく的確に全否定された件につい ては僕らが反論できなかったことも含め、ちょっと悔しいです。
でも、そのかわりといっちゃーなんですけど、来年九月にゃ素晴しいマシンを持ってこようじゃないですか!
どこの大学も設計思想が全然違いますので眺めているだけで大変いい勉強になります。
一 番の変り種は相変わらず東大のスクーターのエンジン(T-Max?)をドライバーの横にマウントしたマシンですね。他のチームが当たり前にミド シップマウントしている所をあっと驚く構成です。さすが東大、一味違います。そういえばこんなレイアウトのフォーミュラカーを本田がちょっと前に作ってた ような・・・、
個人的に感銘を受けたマシンは電通大と国士舘ですね。フィニッシュがカッコよすぎです。僕らもこんなレベルのマシン作りができるようになりたいものです、というか今年中にならねば。
排気量が600cc程度で級気量のリストリクター制限がありますので、僕は単気筒エンジンって実に合理的だと思うんですよ。そんな中、単気筒エンジンを持ち出した電通大は要チェックです。
で も惜しむらくは、アレってユニカムヘッドのCRF450のエンジンだと思うんですよね。アレはアレでとんでもなく素晴しいエンジンですが、アレを例えば KTMのLC4とかにすればさらに爆速なのに・・・もったいない。あ、LC4じゃ排気量オーバーだっけか?じゃあ570とか。
車体周りでいうとメーターパネル周りの処理やCFRPシートカウルとかが無駄にかっこ良すぎて俺好み。本当頭が下がりますw
国士舘大学はミドシップに600ccのSSのエンジンを横置きマウントした、今となってはごくごくオーソドックスな車体構成なんですが細部の作りこみ、特にフレームの形が無駄なくそつなくカッコイイ。あれはなんか速そうだ。今年僕らが目指すマシーンはまさにあれだ。
全大学を通じて感じることは
- よくもまぁこんな物作る工作能力あるな!!
- でも本当に考えて作ってんのかな!?
でもみんな凄いや。あんなのよう作ったよなぁ・・・、本当にうちの大学のマシンってできるのかなぁ?ルールを和訳するだけで日が暮れるぞw
学生フォーミュラ近況報告
エンジン班なんですが、まだエンジンが来ないのでまずはデフ周りの設計担当となりました。さて、60PS程度の容量を持つ軽量なLSDって落ちてないかなぁ?
近々ドライバー講習会なるものがあるんですけど、レーシングスーツ一式が存在しないのでどうしようもありません。他力本願で申し訳ないのですが、どなたか貸していただけないでしょうか?って誰も彼も持ってるものじゃないし、どうしよう!?学校から予算がこない限り買えないよ!
バイトについてその2
社会の時間に一神教の特殊性とキリスト教の迫害と日本人の寛容さについて無駄講義してやった。よく考えたら、あれはちょっとまずかった。思想が固まっていない柔軟な脳みそに話す内容じゃない。今度少々訂正せねば。この調子じゃ保護者からクレームが来る日も近いことだろうw
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